RoHS指令の追加候補9物質一覧



RoHS追加候補9物質一覧(2008年6月)

2015年6月4日、RoHS2の禁止物質(制限物質)を定めた2011/65/EUのAnnexUを置き換える(EU)2015/863が公布されました。
この官報公布によりRoHS2禁止物質6物質に4物質が追加され、合計10物質になりました

詳しくはこちらのページで。

RoHS指令の対象となる追加物質候補としては初めに46物質が挙げられていましたが、検討されていく過程で17物質に削減され、最終的には9物質に絞り込まれました。

 

RoHS指令の追加候補9物質

RoHS指令の追加候補9物質(最終的に候補に残った物質)は、以下のとおりです。
英語表記の物質名 [略した名称他](日本語訳、慣用名他)の順で記載しています。
用途などの詳細は個別ページで解説します。

 

  1. Tetrabromo bisphenol A[TBBP-A](テトラブロモビスフェノールA)
  2. Hexabromocyclododecane[HBCDD](ヘキサブロモシクロドデカン)
  3. Diethylhexylphthalate[DEHP](フタル酸ジ-2-エチルヘキシル)
  4. Butylbenzylphthalate[BBP](フタル酸ブチルベンジル)
  5. Dibutylphthalate[DBP](フタル酸ジ-n-ブチル)
  6. Medium-chained chlorinated paraffins[MCCP](中鎖塩素化パラフィン)
  7. Short-chained chlorinated paraffins[SCCP](短鎖塩素化パラフィン)
  8. Nonylphenol/Nonylphenol ethoxylates(ノニルフェノール/ノニルフェノールエトキシレート)
  9. Organochlorine and organobromine compounds(有機塩素剤/有機臭素化合物)

 

JGPSSIやJIGで2008年8月現在、管理されていない化学物質があります。
追加候補物質は有機系化合物になるので、分析するのも大変になりそうです。
サプライチェーン間での情報共有が重要なポイントとなってくるでしょう。

RoHS追加候補9物質一覧(2008年6月)関連記事

RoHS追加物質→評価指定5物質内部指令案一覧(2008年11月)
RoHS指令の追加物質として9物質が候補に挙がっていましたが、
現状規制の6物質(群)への新規追加は行わず、
臭素系難燃剤5物質を評価するよう指定されたようです。
RoHS指令改正案指定4物質一覧(2008年12月)
RoHS指令改正案(2008年12月)では新規の規制追加物質はありませんでしたが、
最終的に、可塑剤等の用途で用いられている4物質が付属書Vに提案されました。
REACHの評価手続き等に則って、今後禁止物質になる可能性があります。
改正RoHS指令の追加物質候補(2013年10月)
改正RoHS指令(RoHS2)では新規の規制物質の追加はありませんでしたが、 規制物質の定期的な見直しの結果、4物質が新規に追加となりそうです。
RoHS2禁止物質に4物質追加、合計10物質に(2015年6月4日)
改正RoHS指令(2011/65/EU)で定められていた禁止物質(制限物質)6物質に、2015年6月4日、フタル酸系の4物質を追加する官報が公布されました。これにより、禁止物質は10物質になりました。